登山編
その① ライオンズ・ヘッド(Lion's Head) テーブル・マウンテンに隣接してるかき氷みたいな形をした山、ライオン・ヘッド。ここは、絶対に夕暮れから夜にかけて行くに限る。日が暮れて、空の色が徐々に変わっていき、街の灯りが少しづつ、ついていくのはとても綺麗だ。 頂上に行く場合、山道の途中でレンジャーのおじさんにR40.00払わなければいけないが、、別のルートで行けば、頂上よりは少し下になってしまうけれど、少し開けた場所で景色を堪能できる。ライオンズ・ヘッドを登るのは大して難しくない。途中から岩がごつごつした道になってくるので靴だけは気をつけたほうがよいが、1時間弱で上までいける。犬を散歩させたり、ランニングしてる人がいるぐらいなので歩いて上るなら軽いエクササイズ程度。山火事があったので、木々は少し焦げてたけど、綺麗な花も沢山咲いているので飽きることはないと思う。 上まで行ったら、写真を撮って、ご飯を食べて、ワインでも飲みながらゆっくり日が暮れるのを眺めればいい。僕は韓国・スイス・ドイツの人たちと行ったが、彼らがサンドイッチ、薄切りの肉、パン、フルーツ、ワイン、チーズまで用意していて、ご馳走になった(ナイフとまな板まで持ってきててびっくり。自分は水とチョコしか持ってこなかった。)。日が暮れてくると、少し涼しくなってくるので軽い上着があった方がいいかも。暗くなってから山道を下る場合は、懐中電灯がないと石につまづいたりして危険。 月は暗くなってからテーブル・マウンテンの裾のほうから少しずつ顔を出してくる。 夜景だけならテーブル・マウンテンで良いのでは?と思うかもしれないが、テーブル・マウンテンのロープウェイは19:00が最終便だし、日が暮れてから片道3時間の道のりを歩くのは結構危険だ。なので、山の上からケープ・タウンの夜景を見たかったらライオンズ・ヘッドに行くのがベスト。都会なので、星はそこまで沢山見えないが、それでもメジャーな星座はばっちり見える。友達と行ってもいいが、彼女と行けばもっとロマンチックだと思う。富士山と同じく、途中までは車でいけるので、タクシーやリッキー(南ア版リキシャ)を呼んで夕方から繰り出すのが吉。 その② テーブル・マウンテン 本格的に登山がしたい人はやはりテーブル・マウンテン。長短様々なルートがあるが、ガイドブックによると、どのルートも全部エグいらしい。見た目からして、切り立ってるし確かに登るのは大変そうだ。 自分の場合は、ケーブル・カーの発着所の近くから始まる道を片道4時間弱かけて登った。現地でガイドをやっているというケープ・タウン暦10年の友達2人を含めた6人のメンバー。 ガイドになると1週間のうち、10回近くテーブルマウンテンに行くらしい。それだけ行ってれば、登山経験も豊富かと思ったら、足で登るのはこれが初めてとのこと。ちょっとびっくり。 開始20分で「もう駄目、戻ってケーブル・カーで行こうよー!!」と根をあげた友達もいたが、数mごとに休憩をとりつつ進む。 基本、ごつごつした岩場が続くので、視覚的に疲れるが、後半になってくると冷たい水の流れる透き通った小川があったり、花が咲いていたりするので飽きはこない。 休みの日なら、他にも沢山の人が登っているので、「頂上まで後どれくらい??」「もうすぐだからがんばれー!!」といった会話をしながら楽しく登れる。もちろん、登りきった後に飲むビールがまたうまかったりするのが、一番のモチベーションであることは言うまでもない。これで、頂上にプールでもあれば完璧なのになー、と思うが、ほんとにあったらそれはそれでいやだ。 前も書いたとおり、日差しがきついので、サン・ブロック・クリームを塗らないでのぼるのは自殺行為。水もペットボトル2本は持っていった方がいい。それと、道中で食べるお菓子も忘れずに。遠足なので、おやつは300円までは可。バナナはおやつに含みません。バウバウ。
by fr001596
| 2006-04-16 16:37
| 南アフリカ
|
ファン申請 |
||